1947-12-08 第1回国会 衆議院 懲罰委員会 第3号
○安田委員 ただいまの御意見、それから昨日の高橋委員の御意見を承つておりますと、懲罰委員會と刑事裁判を同樣に取扱うように私は承ります。これは高橋委員は、非常な御自信をもつてお述べになつておりますが、私も法律をやつておりますが、私は全然違うと考えます。
○安田委員 ただいまの御意見、それから昨日の高橋委員の御意見を承つておりますと、懲罰委員會と刑事裁判を同樣に取扱うように私は承ります。これは高橋委員は、非常な御自信をもつてお述べになつておりますが、私も法律をやつておりますが、私は全然違うと考えます。
そういう人が多數あつた中から、山口君が選び出されて懲罰委員會にかけられたのですから、これについて、いかにするかということを申しているのであります。
○三浦委員 私の非常に不審に思つたのは、この前の懲罰委員會のとき、公報が私のところに来ない。翌日の朝著いたのです。委員會の開會は公報をもつて通知するというならば、少くとも私は、委員に完全通知がなければならぬと思うのでありますが、委員に通知がなかつた場合に開かれた委員會というものには、私は法律上非常に疑問をもつのでありますが、こういう點に對して、委員長の御見解を聽きたい。
○有田二郎君 私、昨日午前中は厚生委員會に出ておりまして、かぜを引いておりまして、發熱のために、晝から自宅におりまして寝ておつたのでありますが、本朝の新聞を見まして、懲罰委員會にかかることを初めて知つて、かぜ引きを押して出てきたのであります。
從つてそうしたところの名前を一々詳細に言わなくても、それはこの懲罰委員會の進行によつて具體的にわかつてくる問題である。もちろん毆られたところの人そはわかつておるから、起訴事實というものは必ずしも名前を具體的にあげなければならぬということはない。
○松岡議長 昨日本會議で懲罰委員會に付しましたときは、總括的に各派の協定に基いてやつたことでありまして、はつきりしない點もあつたろうかと考えますのて、念のために申し上げます。
○松岡議長 先に申し上げたこと以外にはないのでありまして、陳謝によつてこの場合はひとつお許しを願つて、再びかようなことがあれば今後は職權をもつてただちに懲罰委員會に付する、そういう方法をとることを宣言して、それで御不滿があつても何とか我慢をしていただけるように御相談願えぬか、さつき申し上げた通りのことなんであります。
懲罰になるかならぬかは、懲罰委員會の考えなのである。こうした問題はやはり本會議で議論するよりも、一應議長として懲罰委員會にかけてやつたらどうか。殊に重大に取扱われておる問題だから、愼重審議する意味において、懲罰に付するということが適當ではないか。こういうような見解をもつている。議長はこのことの客觀的情勢を認められまして、今囘だけはひつこめるというお氣持はわれわれには理解できないのです。
しかし議長が提言して懲罰委員會に付したならば、これを祕密會にし、その結果報告が公表されて印刷に付するならば、それを祕密會で報告すればいい。ただ國會の威信に關する議員の心構えをはつきりすることが一番要望される。この點については議長の考えておられる點は、別な方法、すなわち本會議で爭わないで、ここで爭うということは、議長の考えとは非常に反した結果になる。
もう一つは、こういう場合には、むしろ懲罰委員會みたようなものにかけて、そういうものの議を經てこれを論ずるというような方法をとることが一つの便法じやないかと思うのですが、どうでしようか。
非常にこれは順次よくなりつつありまするが、はつきりここで皆反省し合つてやり直そうではないかという、こういうことでありまして、そのためには就業に對する規則というものをはつきり炭坑毎に定めて、それに反するような、或いはおのおのが責任を果しておらないような場合、或いはそれに反するものとしては、その炭坑のそれぞれの懲罰委員會、その他で處分いたされることが必要ではないか、こういうことを言つてるわけでありまして
そうしていよいよ不法行為があるという場合については峻嚴な態度をもつて檢舉また特に問題となりますのは、こういつた問題にからんで申告をした人、あるいは炭鑛の懲罰委員會の人たち、そういつた方々がともすればいろいろ危害を加えられるおそれがある。
○大原委員長 それではただいまから懲罰委員會を開會いたします。私、はからずも委員長に御指名を受けました。もとより微力、殊にこうしたことに、まつたく經驗をもたない者でございますが、またこの懲罰委員會は、活動をしないことが、何より結構だと存じますが、萬一事のありました場合には、誠心誠意、そしてまた公平に事に當りたいと存じます。